Full Node
BitcoinブロックチェーンのP2P Networkにおいて、ジェネシスブロック以降最新のものまですべてのブロックとトランザクションを持つノード
自身のローカル領域に完全なチェーンのコピーを持つ
単独でトランザクションの検証が可能
ディスク容量と処理能力が必要
メリット
プライバシーが守られやすい
ほかのノードに頼らずに検証を行えるため、アドレスなどを漏洩することなく運用できる
SPVノードと違い、自身がトランザクションを送るだけでなく、ほかのノードからのトランザクションも転送するのでどのトランザクションがフルノードに関わるものなのか特定しづらい
デメリット
運用の手間がかかる
数百GBのストレージが必要
常時ネットワークに接続する環境が必要
ビットコインの保管や送付をしたいだけの場合には手間がかかりすぎる
そのためのLight Client
フルノードも以下の2つに分けられる
アーカイブノード Archived Node
完全なブロックチェーンのコピーを持つノード
アーカイブノード以外のノードがブロックをダウンロードしたいときや手元にないトランザクションを確認する場合はアーカイブノードに問い合わせる
剪定ノード Pruned Node
必ずしも完全なブロックチェーンのコピーを保持しない
いったんフルサイズのブロックチェーンを持つが、過去の不要なトランザクションやブロックは捨て、UTXOと直近のブロックを持つ
すべてのトランザクションの検証はできないが二重支払いの検証は単独で実行可能